【iPad×会計】失敗を活かせてる?iPadでNumbersグラフ作成のコツ

自身の失敗や成功した原因を視覚化できるなら、見たいと思いませんか?
つまりそれが、グラフを使って可視化し、分析することにあたります
そんな背景から、Apple純正、無料の表計算アプリである
Numbersでグラフを作成していきます
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グラフの役割を、管理目線でわかりやすくする為として
iPadで作るグラフについて、解説していきますね!
- 日中13時間労働(ガチ社畜)しつつ
- 独学で3級を3ヶ月、2級を7ヶ月で合格
現在は、やりたかったことに簿記を活かしています
(経理、管理会計、財務、税務、投資、証券アナリスト等々)
グラフの種類選び
まず、グラフを選ぶ中で注意すべきことは
「何を視覚的に把握する為に」、「どのグラフを使うのか」
この2つのことをセットで考えることが大切となってきます

って言われても、わかんないんですけど…

ですよね〜、下記でイメージだけでも膨らませてみましょ〜
棒グラフの特徴
- 値を分けて、比較することが得意
例: 「収入と支出」の比較
折れ線グラフの特徴
- 時間や日付に対して、数字の推移を表現するのが得意
例:「月ごと」の「収入」or「支出」の把握
円グラフの特徴
- 割合(%)にして、視覚的にイメージさせるのが得意
例:ひとつの内訳を、種類別に比較
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数字を視覚的に捉えて、事業のどこを改善しようかな〜って
問題をシンプルに見つけられるグラフこそ
作った甲斐がありますよね!
ピボットテーブルの作り方
グラフ作成の前の下準備で、「ピボットテーブル」を用意します
ピボットテーブルの作成手順は、以下の流れになります

そして、「ピボットテーブルを作成」を選ぶと、新しくシートが出来ます

長押しで、列や行に、掴んで持っていくことも出来ます

グラフを出したら、ピボットテーブルをタップします
グラフをタップしたあと、「参照を編集」を選ぶ

そして、行か列か選びます

もしも、ここの切り替えで苦戦している場合は、以下のことが考えられます
- グラフの相性が悪い
- 参照先が違う
- 表示したい系列が違う
上記の3つのポイントを丁寧に、確認してみましょう
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悩み始めると沼ですが、適当に選んでると、案外できたりします
デザインに手を加える

図形や線を引いたり、テキストを入れたり出来ます

見た目の編集には、ハケマークを使うと覚えておきましょう
作ったグラフで分析するには?
グラフ作りにおいて、見やすさや、伝えやすさは重視したいところ
そんなとき、グラフの見栄えを強化する、便利な指標がいくつかあります

カッコ良さそうではあるけど…

まぁ知ってるだけでも、わりと只者じゃない感じになれますよ…
損益分岐点
- 赤字か黒字か、分岐する点のところ、最低売上(又は総費用)のこと
- 利益=売上-費用=0円 ←利益も損失も、0円になる点のこと
安全余裕率
- 黒字の余裕加減を測る、物差し的なもの
- (売上高-損益分岐点売上高)÷売上高
限界利益率
- 活動した分(変動費)で、固定費を回収できるパワーの確認的なこと
- (売上高-変動費)÷売上高

ぶっちゃけ、なるほどわからん、って感じですよね…
この辺りは好みで、調べてから使ってみて下さいね
管理会計に置いては、簿記の考えが役に立ちますので、
気になる方は、独学で挫折しなかった簿記の勉強法の記事を、覗いてみて下さいませ

棒グラフの作成 -実践編-
過去記事で作った、管理表を参照に棒グラフを作成します

はじめに「損益分岐点売上高」(つまり総費用)を出しておきます
- 運営の安定性を、わかりやすく視覚化することを重視

列 なし
行「分析」
値 「収入」と「支出」


棒グラフのデザイン
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利益が出ていることは伝わりますが、もう少し具体的にしてみます


見た目を整えることで、安定感が伝わってきますね!
混合グラフの作成 -実践編-
折れ線グラフ+棒グラフといった、2種類が混ざったグラフのことを指します
ブログ事業データを用いて、
「月別」に「収入と支出」の推移を眺めていきます
- 月別に、支出の推移をわかりやすくすることを重視

列 なし
行 日付
値 収入 支出



めちゃめちゃ右肩上がりの事業ですね…羨ましい…
2D混合グラフのデザイン
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ここでは伝えたいことを、補強していきます


限界利益率は、利益を確保する為に、知っておきたい指標のひとつ
円グラフの作成 -実践編-
ブログ事業データを用いて、
「費用」の比率をイメージしやすくしていきます
- 比率の高い科目の内容を、明確にすることを重視
- フィルタ(情報を絞って抽出する)を掛けて、値を拾う

列 なし
行 摘要 科目
値 支出




少しややこしいので、先にグラフを出してから
フィルタを掛けていくと、イメージしやすいですよ〜
円グラフのデザイン
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円グラフでは、「系列」の設定を整えていきます


円グラフは使いやすいので、慣れておくと応用がききます!
グラフの活用シーン
各グラフで、視覚化していくことによって
解決しやすくなる実例を、いくつか置いておきます
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ここぞで、数値をグラフ化できるようになれば、
意思判断の助けになってくれます
収入と支出の管理

「最近、収入が安定しないのよね…」

「棒グラフを使って、月ごとの収入と支出を比べてみたら?
増減が一目瞭然だし、無駄な支出を削減できるわよ!」

「なるほど、どの月が重要か、わかるってことかぁ」
サービス利用者数の推移

「最近、サービスの利用者数が減ってきてるみたい…」

「折れ線グラフで、月ごとの利用者数を確認してみたら?
どの月に利用者が、増えたか減ったかがすぐにわかるし、
改善すべきタイミングが見えてくるから。」

「なるほど、どの時期に力を入れるべきか、わかりやすい…」
家計の支出を見直し
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「家計のやりくりが難しくて…」

「円グラフを使って、支出の内訳を見直してみたら?
費目ごとの割合が視覚化されるから、無駄な出費が見つけやすいかも。」
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「なるほど、3食ネギトロ丼を食べてたせいみたい…
これからは、自分の手で、ネギトロを作ってみるよ!
グラフ作りのきっかけは、だいたいこんな感じでしょうか
Numbersでグラフ作成:まとめ
Numbersでグラフ作成する流れを、まとめますと以下になります
グラフ作成については難しく感じますが
Numbersでは、拍子抜けするほど簡単だったりします
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グラフが作れると、振り返りや共有が楽になりますよ〜
ここまでお付き合い頂きまして、ありがとうございました!
引き続き、あなたの豊かな時間をお過ごし下さいませ〜
